手づくりは最高のごちそう!
手間ひまをかけて作る楽しさ、美味しさを感じて学ぶ料理教室「食の学校」。
毎月テーマが変わり、色々なことに挑戦できます。是非ご参加ください。
令和6年9月25日。今回の食の学校は「こんにゃく作り」です。今回の講師は村瀬奈織さんです。生芋から作るこんにゃく作りはいろいろと勘どころがあり、一般的なレシピだけではわかりにくい所も多くあります。そのあたりを解説しました。
こんにゃくの材料
・こんにゃく生芋500g
・こんにゃくソーダ(炭酸ナトリウム)4g
今回の生芋は足助屋敷の畑で作った芋です。これを使い、こんにゃくを作ります。
切った生芋を茹でる
コンニャク芋を1.5リットルの水で茹でます。
ミキサーにかける
少し冷ましてから数回に分けてミキサーにかけます。
大き目のボウルにいれてよく混ぜる
ミキサーに残る芋もゴムベラを使って丁寧にボウルに移してください。
全体に丁寧に混ぜる
コンニャクが熱いですし、けっこう力がいるので重労働ですが、ここが大切です。
この頃になると透明なコンニャクの色になってきました。この状態で20分ほど休ませます。
コンニャク芋の処理
じゃがいもと同じく芽には毒素があるので取り除きます。大きい芽以外にも何か所もピンク色の芽があるので丁寧に取り除きます。この時皮を剝いてしまう方もあるみたいですが、旨味や栄養素もなくなってしまうためできるだけ皮がついたまま処理したいですね。
コンニャク芋の切り方
コンニャク芋は部分によって粘り気が違うため、小分けにするときなど混ぜておきたい
炭酸ナトリウムのソーダを作る
こんにゃくに炭酸ナトリウムを加えるのは、こんにゃくを固め、特有のぷるぷるとした食感にするためです。ソーダを加えたら全体を手早く混ぜます。
適量をおたまで取る
適量をおたまで手に取り、割れ目などがなくなるように丸め、沸かしておいた大鍋のお湯に入れ茹でる。
再度茹でる
あらかじめ沸かしておいた湯で15~20分茹でる。
煮汁とともに
完全に冷めたら煮汁とともに冷蔵庫で保存する。
まとめ
やはり自然に芋から作ったコンニャクはおいしいものです。ここに書けない細かなポイントがたくさんありますので、ぜひその目でお確かめください。次回もどうぞ、よろしくお願いいたします。