手づくりは最高のごちそう!
手間ひまをかけて作る楽しさ、美味しさを感じて学ぶ料理教室「食の学校」。
毎月テーマが変わり、色々なことに挑戦できます。是非ご参加ください。
令和6年10月16日。今回の食の学校は「豆腐づくり」です。今回の講師は「村瀬奈織」です。大豆と足助のおいしい水だけを使って作る豆腐の味をぜひ味わって欲しいと思います。
大豆を煮る
大豆を煮ると最初は生っぽい大豆の匂いがしますが、煮詰めていくと香ばしい匂いに変わりモコモコと一気に泡が出てきます。この泡の正体は大豆の油成分です。
消泡剤(しょうほうざい)という薬品もありますが、天然素材では糠(ぬか)を使います。糠を使う場合は小さじ一杯。一度沸騰すると煮豆の良い匂いに変わります。今回は水と大豆とニガリだけのシンプルなお豆腐です。
オカラを濾す
綿の布に煮た豆腐を入れて漉します。そして豆乳とオカラを分離します。
できるだけ絞り出します。
オカラはこれくらいになるまで絞ります。
ニガリを打つのに75度まで熱します。
ニガリの打ちかた
にがりは、海水から塩を抽出する際にできる苦味のある液体で、主成分は塩化マグネシウムです。豆腐を作る凝固剤として利用されるほか、健康や美容に良いとされる効果も期待されています。
ニガリを打つとこのように固まります。
固まったものを綿の布で濾していきます。
何回か濾したあとは、お皿などの重しを乗せてしばらく待ちます。
最後は氷水につけて十分冷まして完成です。
まとめ
皆さんご参加ありがとうございました。最後の試食では歓声があがるほど美味しいお豆腐ができました。水と大豆とニガリだけの素材なのにこんなに美味しいお豆腐ができるなんて驚きです。ぜひ皆さん挑戦してみませんか?