春の快晴の中、賑々しく行われています。
コロナ禍により開催を見送るなどして祭りの継承が危ぶまれていましたが、4年ぶりの本格開催で足助の町はたいへん盛り上がっています。
足助神社は、足助八幡宮の東隣にあり、元弘の乱(1331)に、南朝・後醍醐天皇を守り、笠置山(京都府)で奮戦した足助次郎重範公(あすけじろうしげのり)を称える祭りです。かつては、重範公の命日にちなんで5月3日に行われていましたが、最近は桜の咲く季節の4月の第2日曜日とその前日に執り行われています。お祭りは、足助地区中心部にある7つの町(親王町・田町・本町・新町・西町・宮町・松栄町)が花車を出し、町内を曳き回します。この花車は、桜・藤などで美しく飾られており、10代までの女の子が囃子方の笛に合わせて太鼓を叩き、歌を歌います。そして、若連と呼ばれる20代中心の男衆が花車の梶を取り、足助の町並みを練り歩きます。男性的で勇壮な秋祭りに対し、春まつりは華やかな女の子の祭りと言われています。
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